gelati

天気がいい週末。JJと散歩途中、住宅街に新しいジェラート屋さんを発見。もうアイスの季節。早速、ココナッツ味を食べる。おまけに付けてくれた「白ごま」が意外と美味しかった。次は、抹茶も試してみよう。

日曜日は、事務所へ行くまえに、家の近くの公園へ。この週末はスイス各地で「ダンスの日」というイベントが行われ、この公園もダンスしてる人で賑わっていた。お年寄りから子供まで、踊りたくなるような気持ちがいい天気。そしてその横で、踊っている人や通りすがりの人の名前をつけるJJ。いつもこうやっていろんな人を観察している。

Neko Vernissage!

JJと博史さんのCD「Neko」発売記念ライブをAtelier Harappaで、スカイプを使って決行。日本とスイスで時差7時間、そしてスカイプ同士も1秒弱の時差があり、2人同時に演奏するのは難しかったけれども、何とか音のキャッチボールはできました。

最近はCDを作る音楽家も少なくなってきている。2人のCDはそのまま2人の歴史で、カバーもJJがイラストを書いたり、私もデザインして、日本とスイスの共同プロジェクトになった。世界に500枚。

いい音は、そのまま残る。私もこのCDを飽きずに、何度も聞いているけれど、その度に発見がある。神戸とチューリッヒで録音した時の空気、記憶もCDに入っている。

来てくれた友だち、CDを買ってくれて、ありがとう! 

博史さん、JJ、お疲れ様! いい音楽をこれからも作り続けて下さい。

Abbruch

チューリッヒの駅近辺は、巨大クレーンが何台も立ち、ここ数年間ずっと、工事が行われている。駅裏の味のある古いオフィスビルも、知らない間に壊されている。何になるんだろう。

Curcuma

HamidとのDuo -Curcuma- のコンサート。場所は、Bienneの旧市街の中にある古い建物。この街に住んでいるアーティストがコンサートやイベントを行うことができる。Bienneは、チューリッヒとジュネーブの中間地点なので、交通の便が良く、JJの知り合いの音楽家も数多く住んでいる。Hamidもその内の1人。Hamidはアフリカやインドの楽器を演奏するので、2人の音楽を聴きながら、旅をしている気分になりました。

printemps

この黄色い花が咲き始めると、春の訪れを感じる。週末は天気が良くて、公園も大勢のピクニック客で賑わっていた。事務所の中庭は相変わらず静か。

a room with a view

チューリッヒは、雪が降ったり、晴れたり、毎日天気が変わる。これぞ、移ろいやすい「4月の天気」。まだ3月だけど、4月までこんな感じだろう。
ある日の事務所。JJのある練習室は地下なので、窓がない。だから、毎日、事務所のある3階に遊びに来て、一緒に外を眺める。この間は、中庭で猫が3匹、密談をしていた。

disco club

日帰りでジュネーブへ。JJの旧知のフィリップのCDショップでコンサート。演奏グループは「Dialogue(s)」。マルタンとジャンとのトリオ。お店で定期的に行われるコンサートで、聞きに来る人も、ほとんどが知り合いや家族というアットホームなものでした。コンサートが終わってみんなで乾杯。演奏した曲は、バラードが多くて、ロマンチックなものでした。10時の電車に飛び乗って、夜中の1時にチューリッヒへ戻って、バタンキュー。音楽家も体力が必要。

tiroir

 

10年位に道で拾った古い「引き出し」をリメイクした。 どういう風に使おうか考えていたのだけども、取っ手の部分を上にして向きを変え、側面に蝶番をつけ、両開きできるようにした。ローラーもつけたので、転がすことができる。中の板も、ちょうど良い大きさに切って、色を塗り、完成!
早速、工具や本を入れてみる。開けたり、閉めたり、転がしたり、大満足の仕上げとなりました。

museum für gestalltung

チューリッヒのデザイン美術館がリニューアルした。外観はそのままで、2層あった階を壊して、1つの大きなホールになっている。中も、スイスらしい無駄のない、落ち着いた改装。地下に、新しく展示室が作られ、デザイン美術館の名の通り、スイスデザインの歴史が学べる。家具、パッケージ、タイポグラフィー、ポスター等が、所狭しと飾られている。新しく始まった展示も、見応えがある。またゆっくり見に行こう。

 

neko

黒猫には、見向きもされなかったけど、外に出たら、いつもの三毛猫が日向ぼっこをしていた。近づいていったらいきなり、肩の上に乗っかってきた。本当に人懐っこい猫。肩の上に暫くいて、思い出したように、また何処かへ行ってしまった。いつの日か、猫が飼いたいなあ。どこも雪が降って、ニュースになっているけど、マットンは快晴。平和な1日でした。

matin

一昨日から1人で山に来ている。スイス中、寒波に見舞われ、マットンもマイナス18度の寒さ。外に出るだけで、凍りそう。家の中は、煖炉もつけて、暖かいので快適。昼間はここで仕事。さっき、外を黒猫が通ったので、窓を開けて、声をかけたが、相手にされず。隣の工事現場へ行ってしまった。

Neko est là!

JJと博史さんのデュオ「Neko」のCDが届いた。2015年にチューリッヒと神戸で行った2人のライブを録音したもの。JJが作ったレーベルotomichi recordsからの初めて作ったCD。CDカバーはスイスでデザイン、印刷。CDプレスは日本で。互いの国を行ったり来たりしてようやく1つになった。JJのイラストが、いい味を出している。そして何よりも2人の音楽が、3年経った今なお、新鮮に聞こえる。4月に残りのCDが届く予定。JJ、博史さん、Goog Job! Bonne continuation! 

www.otomichi-records.ch

Shoko 73

JJが今年の冬に一緒に演奏する、ドイツ人の音楽家のコンサートを聞きに、JJとジュネーブへ。直前まで行くかどうか悩んでいたのだけども、JJのホームであるAMRでのコンサートで、友達もいるので行くことにした。サックス、ドラム、バスのトリオ。3人の仲のいい様子が音楽にも表れていて、とても暖かい音楽でした。写真は帰りの電車の中から見えた夕焼け。

samosa

人生初、サモサを皮から作りました。ちょっと焦げて、塩も足りなかったけども、皮はサクサクに仕上がり、大満足。包み方も大雑把なのに、ちゃんと包めるのがインド流。意外と簡単だったので、また、作ろう。餃子も食べたい。

choucroute

ある日の晩ご飯。冬になると食べたくなるシュークルート。既に調理されているものを、家の鍋でお肉やじゃがいもと一緒に温めて食べる。JJが調理担当。普段はここに白ワインを加えるけども、今回は省く。ドイツ語で「ザワー(酸っぱい)クラウト」と言われるくらい、発酵しているキャベツは、ビタミンCが豊富。沢山つくって、翌日も食べました。
因に、フランス語で「それはシュークルートだよ」と言えば、「馬鹿げてる」とか、「他愛ない」とかの意味で、よく使う言い回し。シュークルート自体は栄養豊富で、悪気はないのに。

tipi

週末に、友人夫婦とマットンへ。JJは仕事があるので、来ませんでした。先週末に大雪が降って、家の周りも大量の雪 。天気はずっと快晴で、そりコースを散歩する。途中のテント(ティピ)で休憩。そりを滑る子供たちと犬がいて、大変賑わっていた。お風呂に入って、一緒にご飯を作って、食べて、沢山笑って、早寝早起きして、リフレッシュできました。

composition

 

活版印刷ブーム到来。
先日、手に入れた「活字」で、早速、文字を組む(『植字』)。組み終えたものを、JJに紐で巻いてもらう。40年ぶりと言うが、その手さばきは衰えていない。お見事! 紐でしっかり結んで落ちないように、紐の結び方(『結束』)や、ピンセットの使い方を教えてくれました。私が、見よう見まねで組んだものは、案の定、ダメ出しを受ける。40年前までは、新聞や本の1文字1文字が、こうやって人の手で作られていたかと思うと、不思議な気持ちになる。刷る方法も、まだまだ技術が必要。

typographie

家にあった中古のCDやDVDや本をリサイクルショップへ持って行く。チューリッヒには幾つかリサイクルショップがあって、不要品を無料で引き取ってもらえる。荷物を引き取ってもらった後、お店の中を覗いたら「活字セット」を発見。鉛の活字が引き出しに入ったまま売られている。

以前から、この「活字セット」をのみの市で探していたので、即買いする。引き出し2枚分。不用品をお店に引き取ってもらい身軽になったと思ったら、前よりも重い荷物を運ぶことになってしまった。お店の荷車を借りて、ガラガラ転がしながら、そのまま事務所へ。

実はJJは、音楽をやる前に「Typograph」(活版印刷職人)として、ジュネーブ新聞の印刷会社で働いていたことがある。今は、コンピューターに代わり、この職業自体、ほぼ無くなっている。職人になる為には、4年間の修行と試験があったそう。JJが書く文字が読みやすいのは、この仕事のおかげだと思う。

JJは、私の買い物を見て驚いていたが、昔の仕事道具を目の前にして、やり方を教えてくれた。鉛中毒を防ぐには、牛乳を飲むのがいいそうだ。このセットはドイツ語バージョン。ちゃんと印刷するには、道具も足りないのだけども、ロゴや名前はできそう。何を刷ろうか、考えるだけでも楽しい。

 

polvoron

原鳥事務所に寄ったら、スペイン人のメルセからお土産を貰う。
懐かしの「ポルボロ」。何故懐かしいかというと、家の近所のお菓子屋「成城アルプス」に売られており、祖母や母がよく買っていた。アーモンドの粉菓子で、口の中に入れたとたん、その名の通り、ボロボロ溢れ、水分が欲しくなる。たった1つのお菓子が昔を思い出させてくれる。「成城アルプス」も、すごい名前のお菓子屋さんだけど、今も「ポルボロ」置いているのかなあ?