4月、5月と約2ヶ月仕事したコンペ、無事、図面を提出しました。締め切りは、今週の金曜日なのだけども、ギリギリ出すのは嫌なので、3日前に終わって一安心。フランス語圏の村の小学校、幼稚園の改築と新築を木造で建てるオープンコンペ。エンジニアと一緒に参加。
久しぶりにやるオープンコンペなので、前だったらバイトの子に頼める模型制作や、敷地図面を全部自分で描いた。テキストはフランス語なので、最後の校正を、原鳥で働いているフランス人の子にしてもらう。最終チェックが終わり、そのまま大きなプロッターで印刷。
そして雨の中、提出物が濡れないようにビニールで守って、近くの郵便局へ。窓口の若い女の子が、図面が入ったボードを力ずくで折り曲げようとして、思わず叫んでしまった。女の子は「何が悪いん?」という顔で私を見た。大事には至らなかったが、2ヶ月かかって描いた図面が、郵便局の窓口で折り曲げられてしまったら、これ程悲しいことはない。
スイスは、どんなコンペでも図面提出の2週間後ぐらいに、模型提出がある。コンペの参加者は皆、主催者から同じ形の石膏模型(敷地模型)をもらい(買い)、模型屋さんに頼んで、自分のプロジェクトをその石膏模型に作ってもらう。
という訳で、来週、私も模型屋さんで作ってもらいます。本当のコンペ終了は、模型提出のあと。
(写真はコンペに何も関係ない、事務所から見える今日の風景。曇ってます。)