Andermatt (アンデルマット) からVisp (ヴィスプ) へ向かう車窓。
Author: harappaadmin
Andermatt-Brig
以前、原鳥事務所に勤めていたコンスタンスが作った山のプロジェクトの見学会へ。場所は、チューリッヒから電車で2時間のアンデルマット。
アンデルマットは、アルプスのほぼ中央に位置し東西南北が交差する町で、現在はロシアの投資家が、ホテルや別荘を乱雑に建てまくってる。アルプスに似合わない、成金趣味の家が増えてる。
コンスタンスのプロジェクトは、住宅の最上階部分と屋根の改築。よく見ると、アシメントリー。中も広々として、木を沢山使っていた。限られた予算の中で、とてもシンプルな空間に収まっていた。
家の見学を終え、帰りは、ここから西の谷を走る列車で前に住んでいたVispへ向かう。途中、工事があり、バスに乗り換えなければいけなかったけども、久しぶりに前住んでいた村に立ち寄り、懐かしくなった。電車を乗り換えたBrigでこの地方の有名なパンとチーズをJJのお土産用に買う。
gateau
誕生日のケーキと、いくら吹いても火が消えないろうそく。
Joyeux Anniversaire!
41歳になりました! お祝いメール、カード、色んな人からもらい、感謝! 今日は朝から、いいお天気。41年前の東京はどんな天気だったのだろう。
写真は事務所の中庭の紅葉。この中庭には入れないから、上から見るだけ。目の前のアパートも人が住んでいるのに、殆ど誰も使っていない。本当に静かで、猫がよく昼寝してる。
今晩は、JJが晩御飯を作ってお祝いしてくれる。メニューは私がリクエストした「ほうれん草タルト」。野菜たっぷりの美味しいご飯、楽しみ。
40代も、家族や友人と仲良く、笑顔で過ごして、日々を重ねていこう。
Mayline
図面は殆どコンピューターで描くけども、最初のスケッチや、考えながら描くには、手で描くのが一番。
この平行定規「Mayline(メイライン)」はアメリカ製で、両サイドと上部をケーブルで引っ張りながら定規を動かす原始的なもの。原鳥でも同じのを使っていた。新たに買おうとして値段を調べたら、新品が3万円ぐらいする。偶然、インターネットの掲示板で中古が見つかり、その十分の一の値段で買うことができた。
売ってくれた人の旦那さんが建築家で、もう使わなくなったから手放すことにしたそうだ。こんなにシンプルで実用的なのに、どんどん使われなくなってくる。コンピューターで描く線と、この平行定規で描く線は全く違う。
とても綺麗な状態で譲ってもらい大満足。その足で、ホームセンターへ立ち寄り、木板を買い、4隅をしっかり止め、平行定規机が完成。机の足は自分でスプレーを塗った。早速、鉛筆を回しながら、線を描く。紙に線を描くだけだけど、気持ちがいい。
Josefwiese
チューリッヒも秋晴れの気持ちいい天気が続いている。家と事務所のすぐ近くの公園も、卓球やペタンク、日向ぼっこしている人たちで賑わっている。長い冬が始まる前にここぞとばかりに、みんな外に出て日光を浴びる。
Souvenirs
探していた「千夜一夜物語」全巻揃って、なんと、500円。神保町で見つけました。こうしてみると、インドや着物関係が多い。
「マチネの終わりに」は、帰りの飛行機の中で読破。まあまあ。「永い言い訳」の方が、女性視線で、日常生活が細部まで書かれていて共感できた。「フルサトを作る」も、とても面白かった。暮らす場所を複数持つことで、普段の生活にメリハリができる。スイス、日本、町、山。一か所に固定しないで、これからも生きていけたらいい。
japan
9月24日から10月4日まで日本滞在。
Joyeux Anniversaire Jean-Jacques!
JJ の59歳の誕生日。友人も呼んで、アトリエでささやかなお祝いをしました! これからも元気でファンキーで、みんなが幸せになる音楽を作っていってね!
Charlotte Perriand
シャーロット・ペリアンの「山のノート」。ペリアンは私と誕生日が同じ日なので、親近感がわく。コルビュジエとも対等に仕事をして、100歳まで長生きした女性だ。
やっと前からお世話になっている税理士さんの所へ行った。1人で小さな事務所を続けていることを、応援してくれた。「原鳥事務所を1から作って、大きくしたんだから、できますよ」と励まされ、単純に嬉しくなった。全部1人でやっているので、時々不安になることもあるが、そういう時こそ、ペリアンやコルビュジエの本を読んで、基本に戻る。
à Mathon
1ヶ月ぶりにマットンへ。9月始めだと言うのに、雪が降った。スイスの南の山々では、地球温暖化で氷河が溶け、土砂崩れの被害が起きている。南米、カリブ海でも過去最大のハリケーンが起きている。今年の夏は、山火事も多かった。全てが地球温暖化が原因ではないが、これからも自然災害は、増え続けて行くだろう。次の世代の人たちも安全に暮らせる世界にしていかないと。
Hochparterre
2017|No.9|Office Haratori Mathon
Bolero
2017|No.7/8|interview
NZZ
à la casa
Frank ZappaのDVDを見ながら、熱くなっているJJ
à l’atelier
Office Haratori Mathon Book in Japan
2017|Kyoto|Ito-ya
2017|Onomichi|Miharashi-Tei
Atelier Harappa Open !
家の近くに仕事場を借りた。とても静か。偶然にもJJの練習室と同じ建物で、部屋の大きな窓から、空が見える。
JJが練習の合間に、私の部屋に休憩にきたり、その逆も、エレベーターで簡単にできる。ここから何が生まれるか、楽しみ。