weiss

2月末まで、自粛生活が延長された。JJと山へ。丁度、学校のバカンス時期と重なり、山も、スキーやそりをする家族が沢山、来ていた。

先月来た時に比べ、天気がよく、毎日近くを散歩した。途中からジュネーブの友達も加わり、賑やかになった。散歩コースにあるテラスから雪玉を落として、誰の雪玉が一番遠くまで転がるか対決したり、無邪気に遊んで、あっという間に、時間が過ぎた。

音楽家も、建築家も、今の状況は本当に辛い。前向きにと自分に発破をかけてみるも、仕事でいい返事が貰えなかったりで、簡単に落ち込む。そしてJJに当たってしまって、自己嫌悪に陥いる、負のスパイラルが続く。この閉塞感から、抜け出さないと。

山では、美味しい物を作ってみんなで、食べて、一緒に音楽演奏して、リフレッシュできた。村の猫、クロードもちょくちょく遊びに来てくれた。

pain

 

JJは歯痛の為、急遽山を下りた。1人になって時間があったので、パンを作った。残っていたナッツやドライフルーツを入れ、オーブンが無いので、鍋の中にクッキングシートを敷いて焼いてみた。塩や砂糖を加えなかったせいか、ぼんやりと甘い味になったけども、最後まで柔らかかった。毎朝、ジャムを付け、雪景色を見ながら食べました。

外を見ると、太った黒猫が寒い中、佇んでいた。窓を開けて声をかけても見向きもせず、じっとして、修行僧のよう。

neige

JJと山に来ている。週末は、大雪に見舞われた。朝から除雪機が走って、大助かりだけども、家の入り口までは、自分たちで雪かきしないといけない。雪は降ったばかりで軽いので、楽勝と思っていたが、案の定、普段使っていない動きをして筋肉痛。肩と腰、両方にきた。今年はもう少し筋力つけよう。

大雪の後は、いい天気が続いてる。村の猫が遊びに来たり、zoomで友だちと話したり、JJとセッションしたり、お風呂に入ったり、リフレッシュしています。

コロナはまだまだ続くけど、ストレス溜め込まず、手洗いうがい忘れず、免疫力つけて、長いスパンで程々に頑張っていきましょう。

Bonne année!

今日は大晦日。2020年がこんなに大変な年になるとは思わなかった。2021年は、世界中がもう少し穏やかになることを願います。

新年早々、コンペの提出があるので、大晦日だけど、事務所で1人作業している。今晩は、JJの友人が来るので、家で一緒に年を越す予定。提出が終わったら、しばらく山で休みます。

2021年も健康に気を付け、笑顔で毎日を過ごしていきましょう。

JJ

12月ももう下旬。あっという間に今年が終わる。時間の流れが早いのか、遅いのか、実感が湧かない。

今年最後のコンペを提出して、やっと落ち着いた。クリスマス、お正月は、チューリッヒでJJと静かに過ごす予定。JJのコンサート、またキャンセルになった。それにも関係なく、JJは、毎日スタジオで演奏してる。落ち込んでいる暇なんてない。私も愚痴らず、動かないとね。

808 dreamers

JJのコンサートが4ヶ月ぶりにチューリッヒで行われた。去年から活動しているグループで、みんなフランス語圏出身。シンセサイザーや古いリズムマシーンがJJのトロンボーンとも合って、不思議で心地よい音でした。エレクトロ、トランス、アンビエント、彼らの音楽を言葉で言い表すのは難しい。

事前に予約しなくてはいけないというので、お客さんは多くは来なかったけども、ソファー席で寛ぎながら、みんな楽しんでいた。やはり生音はいい。ストリーミング配信もあって、後日、録画された演奏をJJと一緒に見た。

年内のコンサートは軒並みキャンセルになり、JJも落ち込んでいたけれど、こうやってまた一緒に演奏できる仲間や、コンサートを聞きに来てくれる友達がいるだけでも、幸せだ。次、演奏できるまで健康に気を付けよう。

 

musique

晴れたのでJJと一緒に散歩。JJは今週コンサートがあったのに、直前になって演奏者の1人がコロナで自宅待機になってしまい、キャンセル。お客さんだけでなく、演奏者も注意が必要。怒っても仕方がないけども、フラストレーションは溜まる一方。

今回はトロンボーンは持参せず、日本で買った竹笛を持ってきた。散歩の途中で弾いてくれる。風の音と一緒にセッション。

何も心配なく演奏できる日が早く来て欲しい。

201024

44回目の誕生日は山でJJと静かにお祝い。電車も空いていた。

プレゼントは前から欲しかったフライパンを貰う(自分で買ってJJに申請)。最近、餃子を作ることが多くて、今まで使っていたフライパンは焦げやすいのが少なからずストレスになっていた。だから、少し深めのフライパンを買い、大満足。

夕飯は山のソーセージとJJが作ってくれたリゾット。天気は晴れたり曇ったり。最終日は雪も降りました。

日本からもお祝いメッセージ頂きました。ありがとう。大変な世の中だけども、山で過ごせること、家族、友達もみんな元気なことに感謝してこれからも頑張っていこう。

mathon jam

Hans Koch, Brooks, Martinと共にMathonへ。私もコンペの模型提出が終わり、本当にのんびり過ごすことができた。

時間があれば、みんな一緒にセッションして、楽しそうだった。HansはJJより10歳年上でスイスのインプロ音楽界では伝説的な人。コンサートで日本にも何度か行っているのでとても親日家。普段は静かに話すけど、楽器(バスクラリネット)を演奏すると人が変わる。いや、それが本当の姿なのかもしれない。力強い音を出す。

若いBrooks,MartinもHansやJJと演奏できて嬉しかった様子。天気は曇ったり、雪が降ったりしたけれども、晴れ間に森へ散歩もした。

夜は餃子を皮から手作り。50個作ったが、あっという間に無くなった。

éternelle présence

秋晴れ。週末は急に温度が下がり、山の方は雪が降った。温暖化の影響が至る所に現れている。

日本で有名人の自殺が相次ぎ、ニュースを見て驚く。有名人だけでなく、私の周りにも今年に入って亡くなった人が多い。コロナのせいだけでなく、世界全体、見えない不安に覆われている。と同時に、近所のアパートでは週末毎にパーティーが行われ、若者は、狂ったように大音量で音楽をかけ、周りに当たり散らしている。近所の人は大迷惑。

人間は誰もが最後は亡くなるが、未来を考え過ぎても、過去に囚われ過ぎでも、生きづらくなる。幸せの定義も人それぞれ。だから誰と比べる訳でなく、辛いことがあれば吐き出して、自分の体の言うことを聞いて、自分を大切に守ろう。そして、日々の小さな幸せを重ねていこう。

 

yoppi & yoppa

台所の窓から見える建物(小さな劇場)の雨戸の上に、毎晩19時半、番いの鳩夫婦が来る。

この建物は今年、改築され、外壁がほぼ黒い。(夏は照り返しで我が家も暑い!)以前からここに住んでいた鳩夫婦なのだろうか。帰巣本能でいつも同じ場所で夜を過ごしている。この角だけ、鳩の糞まみれになって、つい先日も関係者の人が清掃していた。外壁の暗さのせいで、糞の汚れ(白)が大変目立つ。それでも御構い無しで、この夫婦は毎晩ここにやって来る。

JJがこの鳩夫婦をヨッピ&ヨッパと命名。どちらがオスかメスかは分からないが、あまり会話もなく、せっせとお互いの見繕いをし、朝にはいなくなってる。

私たちの晩御飯も大体、ヨッピ&ヨッパが来る19時半に、ニュースを見ながら始める。今晩もまた来るかな。

basel

以前、原鳥事務所で働いていた子が独立したので、事務所のオープニングパーティーへ。チューリッヒ、バーゼル間は電車で1時間位なのに、全く違う町。バーゼルは、フランス、ドイツの国境が近いのと、湖がない。その代わり、ライン川が町の中心部を走っている。こんなに近いのに、余り行く機会が無い。最後に行ったのは、JJのコンサートがあった2年前かも。

仕事も私生活も一緒のカップルだけども、2人とも落ち着きがあり、今後の活躍を願います。

JJも一緒に来て、ジュネーブの友達の友達がいて驚いていた。スイス自体が小さいので、よくある。世界は狭い。

silence

写真のどこかにクロード(山の猫)がいる。日中は暑いので夕方になって散歩したら、いかにも気持ち良さそうな所にいた。声をかけたが、全く動く気配なし。

sommer

1ヶ月振りに山へ。山は静かだけども、登山客やハイキングする人たちが意外と多い。

今は老人ホームのコンペをしている。老人ホームのコンペの数も以前に比べて増えた。高齢化社会になっているからだろう。

日本からもこの夏、遊びに来る予定だった友人家族も旅行をキャンセル。日本へ行くのも今は難しい。来年はどうなることやら。

あまり悲観的にならずに、今目の前にあることを精一杯やっていこう。

Art Impro Music Lab

Hans Koch主催のコンサートが、Bienneのメタル工場であった。自粛解除後、始めてのコンサート。 音楽家同士もすごい離れて座っている。お客さんの数より音楽家の方が多かった。3時間の即興を2セット演奏した。JJもすごい汗をかきながら久しぶりのコンサートを楽しんでいた模様。

最終電車に乗ったら、マスク着用が義務付けられていた。交通機関内では(電車、バス、トラム)やっとみんなマスクを付けるようになった。自粛生活は解除されたが、コロナはまだ終わっていないので、安心せず、これからも気を付けていかないと。

Bienne

ようやく自粛生活が解除された。5ヶ月振りにJJのコンサートがあったので、Bienneの町へ。JJがリハーサルしている合間に、友達と一緒に湖へ。水辺は、人で溢れているが、みんな適度な距離を取っている。海の代わりに、湖や川辺でピクニックやキャンプをして、短い夏を楽しんでいる。

ami

1週間山に篭って仕事。週の後半にJJがジュネーブの友達カップルと一緒にやって来た。JJとは40年来の友達で、ずっと音楽談義をしているか、最新のコンピューターとセッションしていた。夜は山で知り合った友達も遊びに来たり、楽しいひと時を過ごしました。

Claude

散歩に出かけたら、村の猫クロード(トム)が後ろから、付いて来た。会うのは3ヶ月ぶりだけど、覚えていてくれたんだ。ベンチの下の砂利が気持ち良いのだろうか、背中に当てながら体を動かしていた。しばらくして獲物を見つけた途端、道の反対側へ行ってしまった。元気そうで良かった。

Mathon

自粛生活が終わり、3ヶ月振りのマットンへ。3連休の始まりで、電車、バスも結構混んでいた。マスクをしているのは、車掌さんと私だけ。他の乗客は誰もつけていない。チューリッヒも街中でもマスク人口は少ない。公園でももうコロナが完全に終息したかのように、ピクニックしている人たちで溢れかえっている。

ぼうぼうに伸びていた、家の前の雑草も、牛たちが食べてくれている。ありがとね。