昨晩は月食と赤い満月を見た。ついでに火星も。(写真左側に小さく見える)夕飯を終えてから、JJといつも行く高台の公園へ行く。普段は誰もいない公園なのに、昨日は望遠鏡を持ってきているグループや若者たちで溢れかえっていた。みんな、考えることは一緒。アイスを食べながら、蚊に刺されながらも、しばらくの間、赤い満月を見ていました。次、見られるのは120年後だそう。地球はそれまで、あるのかなあ。
Category: Inspiration
canicule
猛暑が続いている。家にも事務所にもクーラーは無いので、全ての部屋の窓の雨戸を閉めて、風だけ通す。事務所は西側に面しているので、午後の終わりはカーテンを閉めていても、照り返しで暑くなる。水分をたくさんとって、熱中症防止。
8月1日のスイスの建国記念日も、各地で花火禁止令が出ている。山が乾燥しているので、花火から引火して山火事になってしまうので。温暖化の影響で、世界中の気候が変わりつつある。日本の大雨や台風も、心配です。
sommer
チューリッヒも暑い日が続いている。夜になるとやっと涼しくなる。友人宅へ呼ばれ、屋上で夕日を見ながらのご飯。美味しかった。我が家の屋上は、個人所有で出られないが、チューリッヒの古いアパートは屋上に共同スペースがあるところが多い。みんな短い夏を楽しんでいます。
le tour de France/coupe du monde
スナック好きのブルックスは、それ以上に自転車好き。家にも5台あるそう。そのブルックスが熱く「ツールドフランス」について色々教えてくれた。本当の試合を見るのは実は初めて。そういえば毎年、山を走っているなあ、ぐらいの軽い感じだったのだけど、ルールを知ってから見ると、とても面白い。
ブルックスが帰ってしまった後、JJと一緒に椅子を並べて観戦。この日は「地獄の石畳コース」。北フランスの歴史的にも古くて細い石畳のコースを時速60キロ位で走る。走行中のクラッシュがあったり、番組内でも地域の場所を詳しく教えてくれるので、最後まで見ていて全然飽きる事がなかった。選手の顔がサングラスでみんな殆ど同じに見えるが、慣れてくると特徴的な選手の見分けがつくようになった。
午後のレースが終わったら、今度はワールドカップの決勝戦。フランスとクロアチア。これもJJと一緒に、時々ヤジを入れながら見ました。フランス優勝おめでとう。クロアチアおつかれさま。
午後から夜まで、天気もいいのに、一歩も外に出ないで山でインターネットの前で過ごしてしまった。。。反省。ツールドフランスは、後半の山岳コースになって、増々面白くなってきてる。ブルックス、色々教えてくれてありがとね。
wanderlust
kumo
録音も終わり、ドラムのエマニュエルは、録音機材と共にベルンへ戻りました。私より10歳年下だけども、しっかりしていて、それでいて、流れるような音を出す。ブルックスは、常にスナックばかり食べている坊ちゃんだけども、JJとエマニュエルの間に入って素敵なバスラインを奏でていました。
エマニュエルの帰った後は、隣村にみんなで散歩したり、山歩きもして、山生活を満喫。
3日間の録音は、これからミックス、マスタリングしてCDにする予定。楽しみ。JJ、ブルックス、エマニュエル、お疲れさま!
dîner
「Kumo」合宿中。録音作業が終え、みんなでご飯を作る。メニューは山のお肉とポレンタ(トウモロコシのリゾットみたいなもの)。フランス対ベルギー戦を、食事しながら観戦。残念ながらベルギーは負けてしまったが、いい試合でした。
kumo recording
去年、バーゼルの展覧会で生まれたトリオ「kumo」がマットンでレコーディング。コントラバスのブルックスはジュネーブから、ドラムのエマニュエルはベルンから、楽器と録音機材を各々持ってきた。3日間の予定で集中録音。
世代も住んでる場所も違う3人が、音楽でコミュニケーション。私は、こっそり音を立てずに彼らの音楽を聞いてます。時々外からの農家のトラクターの音が聞こえるけれども、コンサートを1人占めしているような感じ。牛小屋の音響効果、とてもいい。
mathon
コンペの模型も提出し、1人で山に来ています。今日は朝から天気も良くて、午後は少し散歩。日差しが強い。夕飯も早めに食べて、ワールドカップを見て、お風呂に入って、充電もほぼ完了。明日、チューリッヒへ戻ります。
picknick
JJが休みの日曜日。午後からピクニック。今はW杯も始まって、町中賑やかだけども、この公園は誰もいなくて静か。天気がいいとアルプスも見える。
bamboo horn
JJと散歩。ミャンマーで他の音楽家から貰った竹の笛を吹くJJ。吹いたとたん、小鳥たちも一緒にセッションに加わった。
takoyaki
JJが無事、ミャンマーから帰国しました。帰国祝いも兼ねて、ずっと使っていなかった「たこ焼き機」を使って、たこ焼きパーティー。実家から、誰も使わないからと、貰ったもの。箱付き。
箱の裏に母の実筆の書き込みを発見。1984年4月26日と書かれている。このたこ焼き機を買った日付か、作った日付かは、今となっては聞くことができないけども、34年前の日本の家で使っていたものを再びチューリッヒで使うことになるなんて。
丸い穴が少し小さいけども、油をたくさん敷いて、クルクル回しながら、焦げも気にせず、焼いて、たこ焼き完成! 最後は具材のたこやシーフードのみを焼いて食べました。
JJも初たこ焼きで「月に1回作って欲しい」と大変気に入った様子。いろんな具材で作ってみよう。
concours
4月、5月と約2ヶ月仕事したコンペ、無事、図面を提出しました。締め切りは、今週の金曜日なのだけども、ギリギリ出すのは嫌なので、3日前に終わって一安心。フランス語圏の村の小学校、幼稚園の改築と新築を木造で建てるオープンコンペ。エンジニアと一緒に参加。
久しぶりにやるオープンコンペなので、前だったらバイトの子に頼める模型制作や、敷地図面を全部自分で描いた。テキストはフランス語なので、最後の校正を、原鳥で働いているフランス人の子にしてもらう。最終チェックが終わり、そのまま大きなプロッターで印刷。
そして雨の中、提出物が濡れないようにビニールで守って、近くの郵便局へ。窓口の若い女の子が、図面が入ったボードを力ずくで折り曲げようとして、思わず叫んでしまった。女の子は「何が悪いん?」という顔で私を見た。大事には至らなかったが、2ヶ月かかって描いた図面が、郵便局の窓口で折り曲げられてしまったら、これ程悲しいことはない。
スイスは、どんなコンペでも図面提出の2週間後ぐらいに、模型提出がある。コンペの参加者は皆、主催者から同じ形の石膏模型(敷地模型)をもらい(買い)、模型屋さんに頼んで、自分のプロジェクトをその石膏模型に作ってもらう。
という訳で、来週、私も模型屋さんで作ってもらいます。本当のコンペ終了は、模型提出のあと。
(写真はコンペに何も関係ない、事務所から見える今日の風景。曇ってます。)
Myanmar
JJはミャンマーへ旅立ちました。出発前の駅で、一緒に演奏するロビーとパチリ。私は、仕事があるので留守番。2人を送ってから、久しぶりにプールで、ひと泳ぎ。プールの外のテラスから、2人が乗ってるであろう飛行機をお見送り。
ミャンマーは、今もロヒンギャ難民が問題になっているので、心配だけど、ちゃんとしたフェスティバルなので、大丈夫でしょう。
昨日は、旅立つ前に、サンダルやバミューダパンツを一緒に買いに行った。今は雨期で、毎日スコールみたい。
私もコンペの最終作業。これから事務所へ行ってきます。JJは今頃、機内でテトリスを前のめりでやっているんじゃないかな。無事に戻ってきてねー。
Villa Dutoit
ピアノとの演奏の翌日は、同じくジュネーブのヴィラでコンサート。マルタン、ジャン、タバリーニとジュネーブ在住のJJの古くからの仲間。ギャラリーにもなっている場所で、庭にもアート作品が飾られている。昨日の場所とは違うが、みんなリラックス。
コンサートの終わる頃、雨が降り出し、雨の中、チューリッヒへの最終電車に乗って、真夜中、家に到着。JJ、2日間お疲れ様。来週はミャンマー!
Arcoop
ジュネーブの大きなアトリエのホールで、JJが2台のピアノと演奏。1台は「ピアノカクテル」。鍵盤を弾くと、それぞれの音が異なるカクテルを作る。ボリスビアンの「泡沫の日々」に書かれているピアノそのもの。
もう一台は、音楽家ナンカロウの難解な曲を弾く「自動ピアノ」。ドイツ人の音楽家が、ピアノにもう一台のピアノを取り付けて、穴の空いた長い紙を挟んで、ペダルを踏んで演奏する。説明が難しいけど、私も初めて見る(聞く)ピアノで、とても複雑な音を出す。
この2台のピアノの間をJJが行き来しながら、時にはピアノと一緒に即興演奏し、夜が更けていきました。
Tom Kha Gai
「トムカーガイ」はタイのココナツスープ。JJが好きで、普段はスーパーで売られているインスタントの粉製品を買うのだけども、今回は材料も揃えて自分で作ってみました。
家の近くのタイ料理屋さんで食材も売られているので、JJと立ち寄ったら、店長のポムちゃんがいたので、何が必要か教えてもらう。作り方のコツ(パクチーの根っこを捨てないで、小さく切って、炒める)も丁寧に教えてくれ、その上、お店で売られているスープも味見させてくれた。
作り方は至ってシンプル。レモングラス、チリ、生姜、ココナツミルク、パクチーも沢山いれて、最後にライムをひと絞り。お店のスープの味に近いものができて、大満足。今回は鶏肉を使ったけども、エビでも美味しいと思う。
最近は、スパイスを使って、カレーを作ることが多いのけど、タイの料理も香りが良くて、料理をしながら、バンコクでの生活を思い出した。今はインターネットで料理番組も見る事ができるので、食べた事ない味も作ろうと思えば作ることができる。でも、やっぱり一度食べたことがある記憶に残っている食べ物の方が、味わい深い気がする。残ったココナツミルクはアイスクリームにした。アロイマーク!
mother’s day!
gelati
天気がいい週末。JJと散歩途中、住宅街に新しいジェラート屋さんを発見。もうアイスの季節。早速、ココナッツ味を食べる。おまけに付けてくれた「白ごま」が意外と美味しかった。次は、抹茶も試してみよう。
日曜日は、事務所へ行くまえに、家の近くの公園へ。この週末はスイス各地で「ダンスの日」というイベントが行われ、この公園もダンスしてる人で賑わっていた。お年寄りから子供まで、踊りたくなるような気持ちがいい天気。そしてその横で、踊っている人や通りすがりの人の名前をつけるJJ。いつもこうやっていろんな人を観察している。
Neko Vernissage!
JJと博史さんのCD「Neko」発売記念ライブをAtelier Harappaで、スカイプを使って決行。日本とスイスで時差7時間、そしてスカイプ同士も1秒弱の時差があり、2人同時に演奏するのは難しかったけれども、何とか音のキャッチボールはできました。
最近はCDを作る音楽家も少なくなってきている。2人のCDはそのまま2人の歴史で、カバーもJJがイラストを書いたり、私もデザインして、日本とスイスの共同プロジェクトになった。世界に500枚。
いい音は、そのまま残る。私もこのCDを飽きずに、何度も聞いているけれど、その度に発見がある。神戸とチューリッヒで録音した時の空気、記憶もCDに入っている。
来てくれた友だち、CDを買ってくれて、ありがとう!
博史さん、JJ、お疲れ様! いい音楽をこれからも作り続けて下さい。
cerisier
ここ最近はずっといい天気が続いている。桜に似ている花も満開。
Abbruch
チューリッヒの駅近辺は、巨大クレーンが何台も立ち、ここ数年間ずっと、工事が行われている。駅裏の味のある古いオフィスビルも、知らない間に壊されている。何になるんだろう。
Curcuma
HamidとのDuo -Curcuma- のコンサート。場所は、Bienneの旧市街の中にある古い建物。この街に住んでいるアーティストがコンサートやイベントを行うことができる。Bienneは、チューリッヒとジュネーブの中間地点なので、交通の便が良く、JJの知り合いの音楽家も数多く住んでいる。Hamidもその内の1人。Hamidはアフリカやインドの楽器を演奏するので、2人の音楽を聴きながら、旅をしている気分になりました。
printemps
この黄色い花が咲き始めると、春の訪れを感じる。週末は天気が良くて、公園も大勢のピクニック客で賑わっていた。事務所の中庭は相変わらず静か。