Curcuma

JJの友人ハミッド(モロッコ人)と20年ぶりのセッションに付いて行った。彼が住んでいるBielまで電車に乗ること1時間半。自宅の屋根裏がスタジオで、世界中のパーカッションが所狭しと置いてある。彼の前の彼女が、たまたまバーゼルの展覧会で演奏しているJJを聞いた故、ハミッドから連絡があったという、不思議な縁。

甘いミントティーとケーキをご馳走になってから、2人はセッション開始。ハミッドが弾く、アフリカのGuembri (バス)、インドのTablasが、JJの法螺貝やトロンボーンとおしゃべりしている。私は部屋の片隅で2人の心地よい音楽を聴きながら、異国を旅行しているような夢心地になって、何度かウトウトしてしまう。

長い間一緒に演奏していないというのが嘘のような、息のあった音楽でした。来月は早速、ベルンでコンサートがある。デュオの名前は「ククマ(フランス語で”ターメリック”)」と決まった。2人の音楽がスパイシーで、体に良いからね。